腸内フローラと血管の柔らかさが運動機能や健康寿命のカギをにぎる!

一般社団法人日本腸内フローラ協会®︎の顧問
日本体育大学教授 岡本先生
をお招きして、勉強会を開催いたしました。

「運動刺激や栄養摂取による動脈伸展性の変化と適応」
というテーマでお話してくださいました。

日本体育大学といえば、日本を代表するオリンピック金メダリストが多数集まる、
スポーツ選手なら誰もが目指す大学です。
スピードスケートの高木美保選手や体操の白井健三選手、
東京五輪でも注目を集めている柔道の阿部一二三選手なども、
岡本先生のスポーツ生理学を学ばれたとの事です。
どんな授業風景なのでしょう、少し覗いてみたいですね。

話を戻しまして、勉強会では、
岡本先生の研究しておられる分野の中から、
「動脈伸展性が運動や食事などでどのように影響するのか」
という研究の内容を話してくださいました。

まず、初めて聞く言葉です、”伸展性”とは?
動脈の柔らかさ、柔軟性の事だそうです。
なぜ血管が柔らかい方が良いのか、
硬くなるとどのような事が起こるので良くないのか、
運動の面からと栄養の面から
どのようにすると動脈伸展性が変化するのか等、
私達一般人にもわかりやすく教えてくださいました。

学会で多くの発表をされておられるので、
当然研究は本格的で、時に難しいこともありましたが、
丁寧に分かりやすく説明をしてくださり、
関西出身の岡本先生、
なじみの良い関西弁で親しみある楽しいお話で
あっという間の時間でした。

最近、健康情報のテレビで「血管」のテーマが多く見られます。
血管と運動機能は、
アスリートはもちろんですが、
健康寿命を延ばすために誰にでも必要なことです。
特に女性ホルモンとの関係も大きく、
女性は予防していただくことが大切です。

今後は、血管の硬さと腸内環境の関係性についての
研究をされるという事で、
協会も情報を共有していきます。

これからどんな事が明らかにされていくのか
楽しみになりました。

一般社団法人日本腸内フローラ協会に学びに来てくださっている方の多くは、
腸内フローラの働きを知る先にある、
腸内フローラを通した健康や美容に関心を持っておられます。

そのためには、腸内環境だけを整えれば良いのではなく、
腸内環境を中心とし、体全体を整えていく必要があると考えています。

協会では、講座を受講してくださった会員の方へ、
健康や美容に関する勉強会を行なっています。

一般社団法人日本腸内フローラ協会®︎
代表理事 鉄本昌和

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