”腸”に関する言葉の違いってなぁに?「腸 」「 腸内細菌」「腸内環境 」「 腸内フローラ」【基礎知識】#01

一般社団法人日本腸内フローラ協会®︎です。

前回の動画で、ヨーグルトを食べていると言ってましたが、皆さんテレビや雑誌で何となく腸を整えたら良いと聞いてヨーグルトを食べておられます。

でも、理由がわからないと、良いと思ったことでも、なかなか続かないですよね。それにちゃんとした食べた方を知らないと、せっかく食べていても効果を十分に得られない、もったいな食べ方になってしまいます。

何でヨーグルトを食べると良いのか?お腹の調子を整えると健康にどう良いのか?の理由を知ると、続けやすいですよね。

腸に関する専門用語は難しい

テレビや雑誌で腸内環境のことを聞いても、なんか初めて聞くような言葉が多くてよく分からないと言う方が多くおられます。結局何を食べたら良いの?どんな運動をしたら良いの?と言う結論だけを知って終わりになってしまいます。

そうすると、先ほどのように、続けることがむずかしいと言う流れになってしまいます。

「腸」「腸内細菌」「腸内環境」「腸内フローラ」の違いわかりますか?

「腸」「腸内細菌」「腸内環境」「腸内フローラ」 など似たような腸に関する言葉がありますが、違いってわかりますか?

すべて「腸のこと」を表現しているのですが、それぞれ意味が違うんですよ。

「腸」とは

腸は内臓です。食べた物を消化して、栄養を吸収して、 不要なものを「うんち」として出していきます。

「腸内細菌」とは

腸の中にすみついていて、健康や美容の質を上げたり下げたりする働きをする菌のことです。良い働きをしてくれる腸内細菌が多い方が良い状態と言うことになります。

ヨーグルトなど腸内環境に良い食材は、腸内細菌が元気に働く大好物のエサなので食べると良いです。腸内細菌のエサが足りないと、元気に働いてくれないということなんです。

「腸内環境」とは

先ほどエサの話をしましたが、腸内で腸内細菌がしっかり働く事ができる環境になっているかと言うことです。

腸内細菌に頑張って働いてもらって、腸内環境を良くしておかないといけないというとです。

「腸内フローラ」とは

腸の中にすみついている腸内細菌は、たくさん種類があって、種類ごとに働きが違います。色々な種類の腸内細菌が集まっていることを、お花畑に見立てて「腸内フローラ」と言います。

腸内細菌は「たくさんの種類」「たくさんの数」が良い状態です。


一般的に分かりやすく「腸内環境」と、ひとまとめにして使うことが多いですが、このような違いがあるんです。

今日は言葉の意味をお伝えしました。次回の動画からは具体的な表現を使って説明しますので、言葉の意味がわからないなと思ったら、またこの動画で復習してみてくださいね!

一般社団法人日本腸内フローラ協会®︎

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