潰瘍性大腸炎と腸内フローラの関係や腸内環境改善方法

潰瘍性大腸炎を知っていますか?

昨年オリックスへ入団し、2017年の今年、わずか1年で戦力外通告を受けた中道勝士捕手(23歳)のニュースを見ました。
想像するに、子供の頃からプロ野球選手を夢見て、血の滲むような努力を経て、ようやく少ないプロ野球選手の夢を手に入れた矢先の出来事に、若い選手にはあまりに残酷な現実です。

同じ野球選手ですとオリックスの安達了一内野手(29歳)、安倍晋三内閣総理大臣、モデルで女優の高橋メアリージュンさんなども潰瘍性大腸炎を患っておられます。

潰瘍性大腸炎は、厚生労働省より「難病」に指定されている疾患(病気)です。
難病というと、人数も少なく珍しい病気と思われますが、日本で最も多い難病と言われ、平成25年度の患者数(医療受給者証および登録者証交付件数の合計)は約16万人とされ、毎年5000人程度増加しており、近年急増しています。

(参照:難病センターより)

症状の多くとして、腹痛や下痢、血便、倦怠(けんたい)感、虚脱感、発熱、貧血、などの症状や、様々な合併症になる場合もあります。
生命に直接かかわらないものの、1日に何度もトイレに駆け込む状況への精神的なストレスや日常生活への支障、完治が難しく、慢性疾患といって良くなったり悪くなったりを繰り返す先の見えない不安は、想像を絶するものがあります。

 

治療方法が確立されていないのが現状ですが、潰瘍性大腸炎の原因や改善方法に腸内フローラ(腸内細菌叢)が関わっていることが近年研究で明らかとなっています。

一般の私たちが出来ることは、腸内フローラの予防改善、腸内フローラを整える方法や悪くしてしまう原因を学び、日常生活や毎日の食事で役立てることが大切です。

「腸内フローラリスト講座」では、腸内フローラの基本的な働きや知識、また毎日の生活で誰でも少しずつ取り入れれる食事のポイントなどを学ぶことで、自分や家族の健康を叶えます。


一般社団法人日本腸内フローラ協会
代表理事 鉄本昌和

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